足首の捻挫を予防する基本のテーピング【トレーナー向け】

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足首の捻挫はスポーツの現場において、
最もよく起きる怪我の一つではないかなと思います。

一度足首を捻挫してしまうと再発する可能性が高く、
クセになりがちです。


足首を休ませたりトレーニングだけではなかなか改善が見込まれないので、
テーピングやサポーター、インソールに頼ることも必要になります。

今回はトレーナーのようにテープを巻く人がいる場合に
行うテーピングの方法を紹介したいと思います。


今回の動画はこちら。

なぜ足首は捻挫を繰り返すのか

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足首は足の上にスネの骨が乗っかる形状をしていまして、
正面からみると凹凸の関係をしています。

足首の周辺をいくつかの靭帯で支えているだけなので
非常に不安定な構造をしているんですね。

逆にいえば不安定な構造をしているからこそ、
砂利道や坂道などでも自然に歩くことができるとも言えるのですが。


不安定の中でも特に足を内側にひねる動きに弱いため
足首の外側を痛めることが圧倒的に多いです。

靭帯は一度ケガをしてしまうと靭帯自体が改善することは難しいため、
ケガを繰り返しやすいのです。


足首や足裏のトレーニング、バランスのトレーニングなどももちろん効果的ですので、
必ずやる必要があります。

それでも不安感は続いてしまいます。

そのため、テーピングやサポーターは不要なケガを防ぐという意味でも
すすめられています。

足首のテーピングのやり方

今回のテーピングは一人で行うのは難しいため
パートナーに行ってもらうようにしてください。

アンダーラップなど多少の慣れは必要かと思いますが、
練習していけば締めるポイントなど覚えてくると思います。

アンダーラップ

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実はアンダーラップを巻くのが一番難しかったりするのですが、
軽く引っ張りながら肌に密着させるようにして巻いていきます。

テープは半分ほど重なるようにしてできるだけ薄く巻くようにしましょう。

かかとのように急激なカーブがある時は、
かかとの部分をぐるっと巻いていくと
綺麗に巻くことができます。

もし、テープがくるっとなってしまった場合は、
指先でちぎってしまって構いません。


ポイントは皮膚に対して垂直にテープを当てること。

ホワイトテープでもそうなんですが、
面に対して垂直にテープを当てるようにしないと
皮膚への食い込みやテープのズレが生じます。

足の形状をイメージしながら
形に合わせるようにして巻いていくようにしてください。

テーピングで最初につまずくポイントはここですね。

アンカーを巻く

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テープの端がめくれ上がってこないように
アンカーテープを巻いていきます。

まずソフト伸縮テープでしっかりと肌に密着をさせてから
ホワイトテープで固定します。


アンカーを巻く時のポイントは足首に力を入れてもらうこと。

地面から足を浮かせている時は気になりませんが、
足に地面を着くと足首に力が入るため
テープがきつく食い込んでしまいます。

そのためアンカーを巻く時は足首に力を入れてもらうようにしましょう。

スターアップとホースシュー

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ここからが本格的なテーピングです。

スターアップは足が内側にひねられないように、
テープを内側から外側に引っ張ります。

ここでのポイントはスターアップとカバーテープを交互に編みこむことで、
テープの強度を強くする点にあります。


ホースシューは小指側から親指側に向かってテープを貼ることで、
つま先が内側に向かないようにします。

かかとやアキレス腱の角度が難しいと思うので、
いろいろな角度から見ながらやるようにしましょう。

ヒールロック

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ヒールロックはかかとを包み込むようにすることで、
足首の安定性を増す役割があります。

足裏側からスネ側にテープを引っ張ることで
ゆるくなってしまった足首の密着度を強固にすることが期待できます。

外側と内側から一本ずつ入れていきましょう。

フィギュアエイト

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フィギュアエイトは足が内側にひねらないように、
内側から外に向かってテープを引っ張っていきます。

テープの位置によってはテープが食い込むことで痛みを生じることがあるので
かかとに近い位置でテープを貼るようにします。


イメージとしては足を横から見たときに
スネの角度に合わせてテープを当てていくと
ぴったりいくことが多いように思います。

足首は人それぞれ形が違うので
よく形を見ながらテープを誘導するようにします。


最後にアンカーでテープの端を止めて終わりです。

足首のテープの注意点

キネシオテープなどの伸縮性があるテープとは違い、
ホワイトテープは体の形状をしっかりとイメージしておかないと
テープのたわみや食い込みができてしまいます。

体は円錐状になっている部分がほとんどですので
よくイメージをしておくといいかなと思います。


また、左右を同じように巻けるように練習しておきましょう。

テープを巻く人にも右利き、左利きはありますので
不得意な方も出てきます。

それでも選手はどちらの足をケガするかはわかりませんので、
左右で違いが出ないようにしておくといいです。

テーピングは練習した分だけうまくなりますので
いつもテープに触れておくようにしてください。



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ABOUTこの記事をかいた人

東京都府中市にあるコンディショニングサロンめんてなの運営、アメフトや野球チームでのトレーナー活動を行っています。このブログを通じて、ケガを予防するためのセルフコンディショニングの方法がもっと一般的になればと思っています。