突然のアキレス腱断裂にも困らない正しい応急処置

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アキレス腱断裂はなんの前触れもなく、突発的に起こることが多いので
対処法なども知らないまま病院まで運ばれてしまうことも多いです。

●後ろから蹴られた感じがした
●バチッという大きな音がした
●意外と痛くない

その場ではアキレス腱を断裂しているか判断することは難しいですが、
上記のような感じでしたらアキレス腱に問題が起きている可能性が高いです。


今回はアキレス腱断裂の可能性がある時に、
病院に行くまでにやってほしい応急処置をご紹介致します。

足首の捻挫の時と同じような対処をしてしまうと、
逆に悪化してしまうこともあるので要注意です。




アキレス腱を断裂した際の応急処置のやり方

アキレス腱を断裂したと感じた時は、足首を伸ばした状態で固定をします。

これが足首の捻挫の時との大きな違いです。

固定具の準備

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今回は足首を固定するために、ダンボールとフェイスタオル4枚を準備しました。

ただし、これらは固定できるものであればなんでも構いません。

ケガは突発的に起きるものですから、ひとまず身のまわりにあるもので足首を伸ばしたまま固定できるものを探してください。

例えば、木やプラスチックの板、バンテージ、包帯、テーピングなどですね。

足を固定する

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うつ伏せの姿勢で、脚の下(膝からつま先までをカバーする)にダンボールを置く。
※脚を覆うようにすると安心感が出ます

足首の下にはタオルを丸めて入れておくとダンボールに固定しやすくなります。


足の裏、ふくらはぎ、ひざ下の三ヶ所をタオルで巻いていきましょう。
※アキレス腱にはかからないようにしてください

あくまで応急処置であり、本人が無意識のうちに足を地面につかないようにするための処置です。

このまま、タクシーもしくは救急車で救急病院まで直行するようにします。

足首を伸ばしたまま固定する理由

足首をひねって捻挫した時は、できるだけ足首を90°に固定した状態で病院に行くようにします。

足を内側にひねってしまったことで足首を痛めたので、その逆の位置に固定してあげておく必要があるからです。


アキレス腱を断裂する時の状況としては、思いっきり地面を蹴った時に起きることがほとんどです。

ようは足首に急激な曲げる力が作用して、それに耐えられなくなって断裂するわけです。


この時は足首をできるだけ伸ばしたまま切れたアキレス腱同士を近づけるようにすることで、
アキレス腱の回復を早めることにつながります。


私自身も過去にアキレス腱を断裂して手術を経験していますが、
受傷直後に歩こうと地面に足を着いたら、
まるでお豆腐の上を歩いているような感じでフニャフニャしていました。

それだけ足の感覚がなくなってしまいます。


アキレス腱を断裂したということがすぐにわかり、対処法もわかっていたので
試しに何も固定せずに自転車に乗ってみました。

最初の一こぎで足首がふにゃんと曲がってしまい、
危うく転倒するところでした。

このことからも足首を曲げた状態で固定をすることの不安感はわかると思います。


また、足首を90°で固定しようとすることで切れたアキレス腱同士が離れてしまい、
治癒が遅れる可能性もあるからです。

こんなことは真似せず、しっかりと伸ばした状態で固定してくださいね!

手術か保存か

アキレス腱断裂に関してはこちらの記事に詳しく載っているので、ご参照ください。

アキレス腱断裂

その中で手術を選択するか、手術をせずに装具固定でのリハビリを選択するかということを書きました。


私は手術を選択したのですが、最近では手術よりも手術しない選択の方が増えてきたと言われています。

これは医学的なデータに基づいて、手術をしなくてもメリットがたくさんあるということがわかったからなんですね。

これからさらに研究が進んでいくとは思いますが、
どちらを選択するにしても怪我をした時の応急処置が
その後の経過を変えると言っても過言ではありません。

ダンボールに限る必要はありませんので、足首をただしく固定して
最短の回復ルートを辿れるようにしましょう。


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ABOUTこの記事をかいた人

東京都府中市にあるコンディショニングサロンめんてなの運営、アメフトや野球チームでのトレーナー活動を行っています。このブログを通じて、ケガを予防するためのセルフコンディショニングの方法がもっと一般的になればと思っています。