コンディショニングって何だろう

コンディショニングというとアスリートのためにある言葉だと思われがちですが、一般の方にとっても非常に意味がある言葉だと思っています。以下NSCA(全米ストレングス&コンディショニング協会)のサイトから抜粋しますと、

コンディショニング(Conditioning)とは、スポーツパフォーマンスを最大限に高めるために、筋力やパワーを向上させつつ、柔軟性、全身持久力など競技パフォーマンスに関連するすべての要素をトレーニングし、身体的な準備を整えること。また、一般の人々にとっては、快適な日常生活を送るために、筋力や柔軟性、全身持久力をはじめとする種々の体力要素を総合的に調整することです。(引用:NSCA JAPAN)



要約すると、コンディショニングとは最大限のパフォーマンスを発揮することや快適な日常生活を送るために、体のコンディションを最高の状態に整えることです。体の調子を整えるというと日本ではマッサージなどを思い浮かべると思いますが、それだけでは体の状態が上がりません。

トレーニングとまではいかなくても、ランニングやラジオ体操など能動的に体を動かすことで体の機能を増進させることにつながります。マッサージなどのように受動的な方法も必要な時はありますが、それだけに頼ることなく自発的に筋肉を動かしてあげることでコンディションを整えます。


例えば、スポーツでは競技特有の動きというものがあり、それぞれの競技において痛めやすい部位があります。野球なら肩や肘、サッカーなら股関節、マラソンなら膝というように。その競技ばかりに傾倒してしまうが故に、負担がかかりすぎてケガにつながってしまうのです。

普段からケアをしていれば負担を分散できるのに、自身のトレーニングが偏ってくると体にかかる負担も偏ってしまいます。特に疲れがたまってくると弱い部分に負担が集中してしまい故障の原因になりかねません。

コンディションが崩れる原因

身体はいつも一定ではなく、つねに変化しています。

日々の生活のクセや過去にケガした部分を知らず知らずのうちにかばっていることで、身体に歪みが生じ、コリや痛みとなって身体にあらわれます。これが身体のコンディションが崩れる原因で、痛みがある部分をほぐすだけではおさまりません。

歪みがケガに与える影響

例えば、膝が痛いときは膝の関節が歪んでいることが原因と考えられます。ところが、これは膝だけの問題ではなく股関節や足首の歪みが影響して、膝に歪みが生じていると捉えることができます。

膝の痛みの原因が膝の歪みとすると、その膝の歪みの原因こそが股関節や足首のゆがみなんです。この『原因の原因』にアプローチすることこそがコンディショニングの大切なポイントと言えます。

効果的なコンディショニング方法

では、どうすればコンディションを整えられるのかというと、

■凝り固まっている部分を緩める
■使えなくなっている部分を使えるようにして歪みを整える
■寝た姿勢や立っている姿勢だけでなく、歩いている姿勢を改善する

という3段階でアプローチしていきます。

寝た姿勢で身体を整えても、立てば重力がかかるので身体のバランスが変わります。立った姿勢でバランスが良くなっても、正しく筋肉を使えないと動き出すとバラバラになります。なので、その場で足踏みをしたり軽いスクワットをした姿勢のバランスが良くなることで、身体のコンディションが整ったと考えています。

簡単なエクササイズやストレッチ、少し複合的なトレーニング、どうしても不安がある時はテーピングなどで最低限の補強を行っていきます。その痛みが取れたその先に何をしたいか、ということを頭に思い浮かべながら日々のコンディショニングに取り組んでいきましょう。


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ABOUTこの記事をかいた人

東京都府中市にあるコンディショニングサロンめんてなの運営、アメフトや野球チームでのトレーナー活動を行っています。このブログを通じて、ケガを予防するためのセルフコンディショニングの方法がもっと一般的になればと思っています。