スタートダッシュが速くなるウォールドリル 〜加速篇〜

以前にスプリント動作を安定させるウォールドリルを紹介しましたが、そのドリルはどちらかというと中間疾走時のフォームを安定させる目的がありました。

ところが、球技種目ではいかに早くトップスピードに乗れるか、切り返しを素早く行えるかといった加速能力が求められます。

今回のドリルは加速局面でいかに地面をプッシュするかを鍛えるトレーニングになります。

加速局面とトップスピード局面での走り方の違い

止まった状態から素早くスピードに乗る、切り返しからすぐにトップスピードに乗る。これはスポーツしている人はすぐにでも欲しい能力ですね。

足が速くても加速するのが遅いことで悩んでいる選手も多いはずです。それもそのはずで、加速するときとスピードに乗ってからスピードを維持するときでは走り方は全く違うからです。

加速するためには大きな力を必要として、どちらかというと太ももの前側やお尻をメインに使います。逆にスピードに乗ってからは慣性を利用してできるだけエネルギーのロスを減らしたいので、太ももの裏側がメインに使われます。


ですが、走り方のトレーニングなんて陸上の選手ではない限り習う機会がありません。

球技の選手はもともと足が速い選手が多いので、なんとなくセンスでやってしまっていることがほとんどです。

この機会に走り方を見直して爆発的なスタートを手に入れましょう。

加速局面で大切なポイント

加速局面では力のロスをなくし、自分が発揮した力を効率良く使う必要があります。そのために気をつけるポイントは3つあります。

足首を固定する

まず一番にやらなければいけないことは、地面に接地する足を安定させること。ここでがフニャフニャでは、せっかく大きな力を出してもうまく伝えることができません。

やり方は足首を90度ほどで固定すること。

足首を固定したまま、踵と足指を少し浮かせて拇趾球のラインで立てればokです。

体幹を安定

次に大切なポイントが体幹部の安定。ただ固めるだけだと肩に力が入って丸まってしまうことが多くなります。

下腹部の腹圧を高めて、臀部を締めることと、肩甲骨を少し寄せておくこと。全身に力を入れて体を固めると、動かしたいポイントを動かせなくなります。

固めるところは固めて、動かすところは動かす。これを忘れないようにしましょう。

力の伝達を意識

地面に着いた時に力が直に伝わっていることを意識してください。

体のラインが一直線になっているようにします。お尻が抜けにようにする、スネが立たないようにする、腰が反りすぎないようにする。

最初は難しいかと思いますので、鏡を見たり人に見てもらうといいかと思います。

加速はトレーニング次第

スピードはセンスで片付けられがちですが、トレーニング次第で大きく差がつきます。もちろん埋めがたい素質というものはありますが、ポイントを間違えなければ必ず足は速くなります。

走り方だけでなく、筋肉の反応をよくするプライオメトリックトレーニングや股関節周りを柔らかくするダイナミックストレッチも欠かさないようにしてください。




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ABOUTこの記事をかいた人

東京都府中市にあるコンディショニングサロンめんてなの運営、アメフトや野球チームでのトレーナー活動を行っています。このブログを通じて、ケガを予防するためのセルフコンディショニングの方法がもっと一般的になればと思っています。