パフォーマンスを上げるための基本姿勢!パワーポジション

野球やラグビーなど低い姿勢で前後左右に動く競技だけでなく、ほとんど全てのスポーツにおいて重要といわれている姿勢です。この姿勢をとれるだけでも一歩目の動きが変わってきます。

パワーポジションとは

パワーポジションは、正しい中腰姿勢をとることで前後左右に最も動きやすい姿勢と言われています。大事なポイントはしっかりと腰が入っていること。猫背になってしまったり、腰が突っ立っていては素早い動き出しを行うことができません。

股関節を折りたたみ、腰を入れて背筋がピンと伸びた状態。

動きがしなやかな人は立ち居振る舞いもキレイに見えると思いますが、正しいパワーポジションが取れているとそれだけで動けそうな雰囲気を見てとることができます。イチロー選手がバッターボックスに入る前の姿勢をイメージしてみてください。背筋がピンと伸びた姿勢で股割りをしている姿が思い浮かびませんか?

猫背や腰が丸まっている人はそれだけで動きにロスが出てしまいます。いい動きをするためには、いい姿勢を取ること。これがスポーツの基本です。

パワーポジションのやり方

①足を肩幅よりも少し広く開く
②つま先と膝は同じ方向を向ける
③股関節と膝を折りたたみ中腰姿勢をとる
④肩甲骨を少し寄せるように意識

足首や腰まわり、肩甲骨周辺の柔軟性によって、自然にこの姿勢をとれるかどうかは大きく左右されます。トレーニングとともにそれぞれの可動域を広げるストレッチを行うことも重要になります。

特に足首周りの柔軟性は、スポーツにとってとても重要なことなのですが、なかなか改善が見られないことも事実。毎日根気よく続けていくことがパフォーマンス向上には必要不可欠です。

パワーポジションを取る際の注意点

あまり意識することは少ないと思いますが、スネのライン(床とスネがなす角度)と体幹のライン(床と体幹がなす角度)が平行になっている姿勢が一番力を発揮しやすい位置です(もちろん人によって誤差はありますが)。

専門的にいうとシンアングル(スネの角)というのですが、このシンアングルを出すために足首の柔軟性が必要になるのです。

スネが倒れる=膝が前に出る

だから膝を痛めるのではないか、と思う方もいると思いますが実は膝がつま先よりも前に出るからといって膝を痛めるという根拠はどこにもないんです。確かに身体が硬くて無理に膝を前に出すことで膝を痛める可能性がある方はいますが、厳密に膝をつま先から前に出さないようにする必要はありません。

それよりも、膝が前に出ないくらい身体が硬いことの方が問題です。


これは足首周りに限らず、肩甲骨周辺にも言えます。肩甲骨の動きばかりに着目されがちですが、本当に気をつけてほしいのは胸郭の伸展。背中が丸まってしまうことで肩甲骨が開いてしまうのです。

肩甲骨ばかりを動かすのではなく、胸椎(背骨)を伸ばすことを意識することで正しいパワーポジションを取ることができます。

これらの改善エクササイズは改めて動画で紹介しますのでお楽しみに。

 
パワーポジション

ABOUTこの記事をかいた人

東京都府中市にあるコンディショニングサロンめんてなの運営、アメフトや野球チームでのトレーナー活動を行っています。このブログを通じて、ケガを予防するためのセルフコンディショニングの方法がもっと一般的になればと思っています。