アジリティ能力を高めるラダートレーニング

ラダートレーニングは素早いステップワークを養うことができるということで、今ではスポーツ指導の場では当たり前のように使われるようになりました。特にウォーミングアップの一環として取り入れているチームが多いように感じます。

それはそれでとてもいいことなのですが、ただ身体を温めることだけを目的にして足さばきは適当に行っているだけではパフォーマンス向上にはつながりません。

正しくラダートレーニングを行うと身体をコントロールする方法を身体で理解し、野球選手に必要な素早い方向転換能力を養うことができます。

ラダートレーニングには正しい重心移動を養うという、スポーツ選手とってはとても重要な目的があります。ラダーという道具があると、どうしてもそれを行うことが目的となってしまいますが、それに惑わされることなく自分の身体をコントロールするという意識を持つようにしましょう。

幼児~小学校低学年の子に関してはそこまで意識する必要はありませんが。

これくらいの年代の子には様々な身体の動かし方を体験してもらうことの方が大事です。細かい動きはそこまで意識させないでいいので、リズムやステップに変化を入れながら楽しく身体のコントロールを学んでもらいます。

小学校高学年くらいからは細かい動きを意識できるようになるので、少しずつ身体の動かし方を意識してもらいながらトレーニングを積んでいきます。ラダートレーニングに限らず、トレーニングは身体の成長によって年代ごとに変化してくるのでその変化に合わせてトレーニング量と質をコントロールできると選手が高校生・大学生になったときにいいパフォーマンスを発揮できるようになります。

ただ単純に距離や時間をたくさんやらせればよいか、というとそういうわけではないので要注意です。

ラダートレーニングで注意する点

先ほども書きましたが、ラダートレーニングの最大の目的は正しい重心移動を身につけること。ただ足先だけチョコマカ動けばいいというわけではありません。

ラダートレーニングで一番間違えやすいのが、つま先で走るチョコマカ走り。

これではただ足を動かしているだけで重心が移動していません。どのチームにもラダー名人(ラダーの足さばきがとてもうまい)がいたりするのですが、意外と実際のパフォーマンスに生きていないこよが多いようです。

これは単に動きを真似しているからで、重心のコントロールという概念まで行き届いていないから。

●地面への接地の方法
●重心の移動を考える
●体幹がぶれない
●上半身を動かす

このあたりのことを意識しながらラダートレーニングに取り組んでいただければと思います。

実際のラダーを見たことがある方はわかると思いますが、意外と長いです。この長さ全部をやる必要はありません。4~6マスくらいにして終わったらダッシュさせる、など重心を動かすことを意識させるとよりパフォーマンスにつながります。


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ABOUTこの記事をかいた人

東京都府中市にあるコンディショニングサロンめんてなの運営、アメフトや野球チームでのトレーナー活動を行っています。このブログを通じて、ケガを予防するためのセルフコンディショニングの方法がもっと一般的になればと思っています。