股関節の痛みを和らげて動きやすくなるバンテージの巻き方

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野球やアメリカンフットボールのように中腰姿勢での方向転換が多い種目では、練習量が増えてくると股関節の前(内)側に痛みが出やすくなってしまいます。なかなか休める状況でもないという時に、こちらのバンテージを利用すると痛みの軽減につながります。

バンテージはテーピングと違い、緩みやすいものでもあります。あまり慣れないものではありますが、使い方によってはかなりの効果が期待できますよ。


今回の動画はこちら。


複雑な構造をしている股関節

股関節は骨盤と大腿骨で形成されているわけですが、骨盤の形状も大腿骨の形状も特殊なため姿勢によっては非常に負荷がかかってしまいます。

足を上げる動作をサポートしたいので、バンテージを巻く際も足を台の上に置いておきましょう。つま先(股関節)を少し内側に向けておくことで、筋に余計な負荷がかかることを抑えてくれます。

腰を深く落とせないときに効果的な股関節ストレッチ

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立って行う股関節のダイナミックストレッチ

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走り出しの脚を上げる瞬間に痛みが走って、力が入らない感じになりやすいのが特長です。

バンテージの巻き方

股関節周りのストレッチやアイシングでなんとか乗り切りたいところですが、練習を休まずに続けていると痛みが増すばかりです。なかなか休める状況でもないというときに、こちらのバンテージの巻き方を利用すると痛みの軽減につながります。

太ももを一周巻いたら、バンテージの端っこで耳を作り折りたたみます。こうすることでフック代わりとなり、バンテージがずれるのを防いでくれます。

骨盤に向けていく前にバンテージを上+内に引っ張るようにして一度動きを止めます。バンテージをこの位置で馴染ませます。ここから骨盤周りをぐるっとまわして、太もも裏まで回します。この流れはそこまで強く引っ張る必要はありません。

さらにもう一周、太ももを回して骨盤まで回して太ももで止めて完成です。

今回使用しているバンテージは102mm幅で4.6mの長さ(伸張時)のもの。一般的に売られているものはこちらのサイズなのですが、もし可能であれば伸張時9.1mの長いタイプのものがあると股関節には最適です。9.1mのサイズであれば4周ずつ回すことができるので、より強固なサポートにすることができます。

バンテージの巻き方で注意するポイントはメリハリをつけること。すべて同じテンションで巻いてしまうと、圧迫が強すぎる部分が出てしまいます。お尻周りが硬くなったり、太もも裏がつりやすくなったり二次損傷を引き起こしてしまうのは元も子もありません。

また、バンテージはずれやすいので一番理想なのは地肌に直接巻いてからスパッツを履くこと。ただ、それには色々と問題があるので、一般的にはスパッツの上から巻いていきます。この時にできる限り股間に近い部分で巻いてあげることが、ずれにくくするコツです。

ずれてしまうのが不安なようであれば、このバンテージの上から一周キネシオテープで軽く巻いてあげるとバンテージのズレを防止して効果も長続きします。バンテージを使用した固定方法はあまり一般的ではありませんが、どうしても練習をしなければいけないけど股関節の痛みが強すぎて集中できないという時に効果的です。ぜひお試しください。




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ABOUTこの記事をかいた人

東京都府中市にあるコンディショニングサロンめんてなの運営、アメフトや野球チームでのトレーナー活動を行っています。このブログを通じて、ケガを予防するためのセルフコンディショニングの方法がもっと一般的になればと思っています。