コンタクトスポーツにおけるウォーミングアップ

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ラグビーやアメフトのようなコンタクトスポーツで勝敗を決める体の固め方。当たる瞬間にいかに体を当てるかをウォーミングアップで養います。

コンタクト時に起こりやすい肩の脱臼を防ぐ動きも入っているので、躊躇なく当たれる準備ができます。


今回の動画はこちら。


当たる技術の習得

人と当たる(コンタクト)の技術は、通常の技術練習の中で養われることがほとんどで、それだけに特化して練習することはあまりありません。

教えられなくてもできてしまう人もいれば、当たる瞬間に腰が引けてなかなか強い当たりができない人もいます。これらはセンスや度胸がないという一言で片付けられがちですが、他の技術と同じように練習で習得することは可能です。

技術の習得度に差が出る理由としては、幼少期の運動経験(転んだり、ジャンプをしたりする体の使い方など)の差が影響しているのではないか、と言われています。


ウォーミングアップというとみんなで黙々と行うイメージがありますよね。この練習に関しては遊びの要素を取り入れながら、楽しみながら本気でやっていくのがいいのかなと思います。

感情を出しながら体を動かすことで、とっさの時に必要な動き方ができるのではないでしょうか。

ハンドテクニック

お互いに手首を掴み、手のひらで相手の頭を叩いた方が勝ち。

力を入れるタイミング、相手の動きに反応する動き、身のこなし方などを養うことができます。

手を切って懐に入る

お互いの手首を掴んだところから、手を切り素早く相手の懐に入り持ち上げる。

掴まれた手を切るタイミング、いかに脇を絞って相手の懐に入り込めるかを養います。

ポジションのコントロール

四つん這い姿勢から相手の両手を刈り、上を取る練習。

四つん這い姿勢でのバランスの取り方、素早く手を刈り取りバランスを崩す、重心を崩された時のバランスの取り方などを習得。

レスリング

膝立ちで組みあい、相手の背中を地面につける。

体幹の強さ、バランスの取り方などを養う。

ひっくり返す

うつ伏せで寝ている相手をなんとかしてひっくり返す。下にいる側は両手と両足を突っ張ってひっくり返されないように、重心をコントロールする。

相手の重心の位置を考えながら、どの方向に力をかけるのがいいか、下にいる側は相手の力に対してどの方向に耐えれば動かされないか、を養うことができる。

起き上がる

上からつぶされているところから起き上がる。上にいる側は全身を使い、起こさせない。

腰の強さ、力を入れるタイミングを習得。

コンタクト練習の注意点

人と人がぶつかる練習をするわけですから、多少のリスクがあることを理解しておきましょう。

今回の練習は特に体幹や肩周りを重視した練習になっています。そのためできるだけ頭が当たらないように気をつけます。頭から押さえに行ってしまうと、頭同士が激突して出血の可能性も否定できません。

力でやらずに、あくまでタイミングを学ぶ。そのためのウォーミングアップと考えて練習に取り入れてみてください。


コンタクトスポーツというとラグビーやアメフトが思い浮かばれますが、それだけでなくサッカー、ハンドボール、バスケットボールなどの球技でもかなり役に立つテクニックです。

海外の選手はみんな上半身が大きいですからね。コンタクトで優位に立てば、一対一も有利に進めることができますよ。


※Kevin Battle様の動画を引用しています。


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ABOUTこの記事をかいた人

東京都府中市にあるコンディショニングサロンめんてなの運営、アメフトや野球チームでのトレーナー活動を行っています。このブログを通じて、ケガを予防するためのセルフコンディショニングの方法がもっと一般的になればと思っています。